好きとは頭の容量を割くことである

好きなことをたくさん書きます。タイトルでジャンルだけはわかるようにします。

月刊松田凌発売おめでとうございます

 

本当におめでとうございます。

そしてイベントに行ってきたのでレポします。

 

一部から三部まで全通しました。結論、行ってよかった。

当初の目的は、別冊を揃えたいのと、今後何度あるかわからないチェキを堪能したいだったんですけれども、結果的にトークも本当に、聞いてよかったです。

 

ところでわたしはいままで三次元には興味がなく、自動的に現実から切り取られた静止画にもあまり価値を見出したことがなかったです。写真を見ても、「顔がいい」「好み」「好みじゃない」の三択に分けられるぐらい。

凌くんが力を入れているのはブログとかからもわかったので、買うか!みたいな。軽い気持ちでした。

 

結論、写真は芸術であり、月刊松田凌は作品である。です。ファンの方からしたら当たり前なのかもしれないけど。

 

まず、各部イベントの感想。

 

一部は、エンジンかかり始めという感じでした。小林さんがおっしゃっていたのは、自分の作品ではなく、チームで作り上げられるものであるので、自分の希望をガチガチに伝えるのではなく、全員の力を合わせて作り上げたいと考えていたこと。大天才の五段階評価の5よりも、五段階評価の2を4人合わせて、2•4=8を狙っていきたい。

韓流好きだけれど、あまり深くハマると真似になってしまうから、そういうある種同類のような芸術の関連にははまらないようにしている、と言っていたのも一部だったかな。印象的でした。

一部で配布されたのは別冊月刊Ⅰだったので、その話も。Ⅰはプロトタイプだったとのこと。初期構想そのままがⅠ。撮影は浜松の廃墟。

炎の中で撮影したものも含まれ、知り合いのスタジオを燃やさせてもらったとのこと。全面コンクリだから燃やしても大丈夫だったが、灯油は灯油を撒いたところしか燃えないので計算するのが大変だった。

「燃やす撮影始めて、あ、ライダーの時に少し、でも長時間はきつい」みたいなことを言った凌くんに、「燃やさせてくれるスタジオがないからね」という小林さんのマジレス。

凌くんが韓国で深夜3時まで買い物に行ってた話もしてました。あと、韓国人に結構マジで狙われていて、頭を噛まれた話。その男性には彼氏がいて、嫉妬していたらしく、ふつうに俺巻き込まれ事故じゃん!と言ってました。

 

二部。わりとエンジンかかってました。別冊Ⅱは、反骨精神あふれる、松田凌の心の内そのものという感じだそう。鉄格子ガチャガチャはしてないけど!みたいなこと言ってた気がします。

あと、バナナおいしいの帽子の話。韓国のマーケットで叩き売られていた「バナナおいしい」と書かれた帽子を小林さんと凌くんお揃いで購入。二部に被ってきていました。裏話?追加のお話で、シクガの本番中、マチソワ間に牛丼が食べたくなって有楽町の吉野家に行ったところ、道中で「パインおいしい」の帽子を被った人に出会ったとのこと。どんな偶然。生き別れた兄弟にあったみたいな感動、的なこと言ってました。

あと「僕はたのしい」みたいなTシャツを最近買ったというお話も。買ったけど最近流行ってるみたいでちょっと残念というか、ちぇっとなってたと言ってました。ちなみに司会の小林さんが「僕はおいしい」でしたっけ?と言い間違え、「生放送なら事故」と言われてました。生だからもっと事故なのでは。

何にでも嫉妬してしまう、という話もここだったかな……周囲にいつも嫉妬してます、役者、年下年上問わず、最近なんて関係ないのに大谷翔平に嫉妬してる。あんな完璧超人います?欠点絶対ある探したい……的な(笑)

 

三部。最後ということもあり、エンジンかけつつふわっと落ち着いてた感じでした。別冊Ⅲはまさにいまのような感じで、テンションマックスパッションぶつけまくって作った月刊のあとの、みんな好きでしょ?的な松田凌、とのこと。

三部で一番印象に残っていたのは、小林さんの、「月刊は、カタログにしたくない」という話。月刊、別冊三冊それぞれにカラーがあり、テーマも違う。これをもし同じ冊子にまとめてしまったら、ドンキホーテの棚になってしまう。なんでもあり、百貨店のカタログになってしまう。そうではなくて、作品でなくてはならない。だから分けた。

あとは髪型の話。全部地毛で、カットごとや衣装ごとにちまちま切っていたのだとか。そして、韓国での撮影はストレートが多く、技巧を凝らすのではなく、ニュアンスを変えたかったと。

あとあれです、ここ(廃墟)って入っていいんだっけ?あっだめなやつ?みたいな話をしている時に、ていうか!土地の権利とか誰が決めてんの!地球上全てみんなのものだから!権利とかないから!って言い出した。

三部は締めということもあって、凌くんが長く謝辞を述べていたような。最初の写真集はZeroで、原点だった。これからはこの月刊が原点。願わくば、これから先、ここを原点としてさらに前に進む自分を見てほしい。ファンがいるおかげでいまの自分がいたし、この月刊が発刊されたし、本当に感謝を述べたいと思って、二日間のイベントを行ってきた。とのこと。

 

 

以下感想!

そうやって自分にコミットメントして自分を追い込むような、向上心の塊で上しか見ない生き方をする凌くんが好きなんだなと!改めて思いました!

あと本当にしゃべり方が好き。ふつうに幸せでした。耳が。

なんというか、反骨精神もあるし、向上心もあるけれど、基本的に兄貴質で、優しくて、曲がった事が嫌いで。そういう凌くんが堪能できたイベントだったなって、あらためて思いました。

凌くんとの接触初めてで、正直もうどうすればいいかわからんし喋ることねぇって思ってたんですけども、FC特典の写真見たり、ご挨拶聞いていたりしたら、やっぱりいつも、エンターテインメントとしての彼を消費させていただいてる身として、感謝を述べたくなるわけで。どこに感謝を述べたいかな、と思ったときに、やっぱりブログかなって思いました。毎日更新するのって大変だし、写真も毎日載せてくれて。私はそれを見て楽しくなったり嬉しくなったり、時には自分の一日を反省したりする。無為な一日を過ごすことは罪ではないけれど、頑張っている人を見て向上心を持っている人を見て、それにインスパイアされるような人になりたいと思わせてくれる彼のブログが好きなので。

コミュ障で口下手だけど、きちんとありがとうを伝えられたから、満足です。こういうのって結局どうせ自己満なので、私が満足したから最高のイベントでした。あとそのことに気を取られすぎて(プラス手を握られた衝撃で)腰が引けてしまい、もっとこっち寄って、って言われた時は申し訳なく思いつつ逃げたくなってました。無理、近いです30メートルぐらいください

 

凌くんの好きなところ、について考察したり、一日中、凌くんのことを考えられて幸せでした。向こう3ヶ月くらいは生きられそう。

 

続けて、写真は芸術、っていう話ですが。私いままで写真って現実の一瞬を捉えたもので、二つの次元を下げる(立体→平面、一瞬)ことでやはり映像には劣る、っていうぼんやりしたイメージを持ってました。

そもそもそれが違うんだなっていうのが、まず一つ。映像に価値を見出すのはパフォーマンスが好きだからなんですけど、それはそれとして、現実だからこそ一瞬一瞬に出来不出来があって、いろんなコンディションが合わさった奇跡の一瞬を切り取る、高等芸術ですらあるのかなと。

それに、こと月刊に関しては、写真というより、スチルに近いものもあるのかもしれないと思いました。元乙女ゲーマーだったもので……

写真自体は一瞬を切り取ったものであるかもしれないけれど、そこにはストーリーがあって、前後の関係があって、そして、なにより演者としての松田凌が、意志をもってそこに被写体として存在する。それでもう、一つの物語が完成されている。言語というツールを使わないので解釈の余地は通常よりもおそらくあるけれど、またそれが味なのかなと。

 

ふとした時に見返してほしいと凌くんは言ってましたが、ちょっとふとした時に見返すには重たくないか?と思います。別冊Ⅲの裏表紙、ちゅってしてるやつはいつもしてるやつじゃないそうです。そりゃそうだ。

 

大好きな絵描きのにぼしちゃんに「絵画に馴染んでてすごい、本当に綺麗な人じゃないとなじまない、しかも現代アートじゃなくて中世画、すごい」って言ってもらえたのでベリハピです。表紙のピンクのスーツ(?)、すごい。私は美の化身って感じがする

 

そろそろ眠いし思い出せるだけ吐き出したのでここまでにします。

ちなみにマジレスすると、国家の三要素は、「主権、領土、国民」なので、地球上の土地を分割することで国家が存在するわけですね、だから領土という概念をなくしてしまうと国すら存在しなくなってしまいますので、地球上に存在する陸地は結構「国の持ち物」なわけです、だから全員のものであるべきではないのですね……以上誰も得しないマジレスでした……